読んでいる原稿が映らない``カメラプロンプター``で動画をプロ並みに

こんにちは!GSCMのアサマです。

本日は撮影用カメラプロンプターをご紹介します!

 

趣味で動画をつくっている人でも、動画のヘビー視聴者でも、「プロンプター」という用語を耳にしたことのある人は少ないかもしれません。

しかし、プロンプター本体をみれば「ああ、これね」と言うはずです。

 

右の人は、プロンプターに映る原稿を読みながら話をしています。この写真では確認できませんが、プロンプターの背後にはカメラがあって、右の人を撮影しています。

完成した動画をみると、話している人しか映ってなくて、原稿は消えています。

プロンプターを使うと話し手はカンペを読みながら、カメラ目線をキープしたまま撮影ができるのです。プロンプターにはいくつか種類がありますが、今回はスタジオ用カメラプロンプターを紹介します。

カメラプロンプターとは

企業のPR動画やユーチューブなどの動画系SNSに、出演者が長々と商品紹介をしていたり、長々と経済情勢を分析していたりするシーンが出てくることがあります。

「なぜあれほど長く、よどみなくしゃべり続けることができるのか」と感じませんか?

こうした動画は、スタジオ用カメラプロンプター(以下、カメラプロンプター)を使って撮影しているのかもしれません。

原稿がカメラと出演者の間にあるのに動画に映らない

カメラプロンプターを使えば、出演者の目の前に原稿を置くことができます。

カメラプロンプターはテレビ番組のカンペを映す機構となっているため、出演者が暗記して話しているようにみえ、高い演出効果が期待が持てます。原稿はカメラと出演者の間にあるので撮影し終えた動画には原稿が映らないのです。

 

カメラプロンプターは、かつては放送局などのプロ現場でしか使っていませんでしたが、最近は手が届く価格で買えるようになり一般的な動画撮影でも使えるようになりました。

 カメラプロンプターの使い道

カメラプロンプターは、事務所やスタジオなどの屋内で使います。

カメラプロンプターが、質の高い動画づくりにどれほど貢献するのかみていきましょう。

企業のPR動画に最適「まるでテレビショッピングのよう」

企業が自社商品をPRする動画をつくるとき、商品を詳しく説明しなければなりません。

このとき出演者(説明者)が原稿を片手に商品紹介をしていたら、視聴者は興ざめでしょう。

だからといって出演者に、長文の商品説明書を「丸暗記せよ」と依頼するのも酷な話です。

そのようなときカメラプロンプターが役立ちます。

 

カメラプロンプターは、文字制限がなくいくらでも文字を流し続けることができます。文字のサイズやスピードもその場で変更でき、映画のエンドロールのように、下から上へとテンポよく原稿が流れていきます。出演者はそれを音読しながら商品説明ができるので、まるでテレビショッピングのような説得力ある動画制作に最適です。

副業で動画投稿している人向き「解説に説得力が生まれる」

副業として動画をつくり、それをSNSなどにアップして広告収入を得ている人がいます。

例えば、税理士が確定申告の解説動画をつくったり、弁護士が離婚裁判の流れを説明する動画をつくったり、エンタメに詳しい人が映画を紹介する動画をつくったりしています。

 

このような専門的な話は間違うことができません。また、言いよどむことがあったり、噛んだりしてしまうと、視聴者に「本当は詳しくないのではないか」と疑われてしまいます。

 

カメラプロンプターを使えば、どれだけ長い説明も、言い間違えることなく話し続けることができます。

しかも、説明者の目線は、ずっとカメラを向いたまま。つまり、視聴者を向いたままです。

手元の原稿に目線をずらす必要がないので、説明や訴えに訴求力が生まれるでしょう。

カメラプロンプターの構造「秘密は半透明の鏡」

不思議な効果をもたらすカメラプロンプターの構造を解説します。

カメラプロンプターの秘密は、半透明の鏡です。ある方向から見ると鏡のように働き、別の方向から見ると透明のガラスのように働きます。

 ハーフミラーは鏡の機能を持つ

先ほど紹介した写真をもう一度みてください。

出演者の前にある装置がカメラプロンプターです。

出演者の前に、斜めになった板があり、そこに原稿が映し出されます。出演者はこれを読みます。この斜めになった板を「ハーフミラー」といいます。これが半透明の鏡です。

 

ハーフミラーに映っている原稿の元の画像は、ハーフミラーの下にある、水平のディスプレイに出ています。ハーフミラーは鏡の機能があるので、水平のディスプレイに映し出された原稿を映すことができるわけです。

 

だから原稿を映さず出演者だけを映す

撮影用カメラは、下記写真の通りカメラプロンプターの後方に設置します。

布に半分覆われた球体のものがカメラです。

 

下の写真は、出演者から、カメラプロンプターを見たものです。

ハーフミラー(斜めになった板)が、下の水平のディスプレイの原稿を映していることがわかります。さらに原稿の向こうにカメラがあることがわかります。このカメラは実際にハーフミラーの奥側にあり、このカメラで出演者を撮影します。

 

カメラがこの位置にありながら、撮影した動画に原稿が映らないのは、ハーフミラーには透明のガラスの機能も備わっているからです。透明のガラスなので、視界を遮りません。

半分は鏡、半分は透明のガラスの役割を果たすのでハーフミラーと呼ぶわけです。

 

出演者からハーフミラーを見ると原稿が映っているのに、カメラのほうからハーフミラーを見ると原稿は映りません。

そのため、カメラは正面の出演者を撮影しているのに原稿(文字)は撮影しないのです。

GSCMのカメラプロンプター「TS-220P」とは

近年、放送局などのプロ現場でしか導入されていなかったカメラプロンプターに手が届くようになりました。本格的な仕様でありながら、オフィスや副業で動画を撮っている人でも買えるくらいの価格を実現したのが、GSCMのカメラプロンプター「TS-220P」です

 

カメラプロンプターのセットが税込206,800円

TS-220Pは、カメラプロンプター本体と三脚、遠隔から操作できるコントローラーがセットで税込206,800円です。税抜で20万円を切る188,000円を実現しました。

この価格は、一般的なカメラプロンプターの半額程度ですが、性能や使い勝手はプロ仕様と遜色なく実際にコンテンツ制作の場で導入されています。

製品内容

TS-220Pの製品内容は以下のとおりです。

 

A:カメラプロンプター本体

    • シングルスクリーン・カメラプロンプターホルダー
    • カメラプロンプター分光器
    • U字型高さ増加ホルダー
    • ビデオリンク
    • スクリューアクセサリーバッグ
    • ソフトウェアUSBフラッシュドライブ
    • ドングル

B:三脚

C:カメラプロンプター専用キャスター

D:カメラプロンプターディスプレイ

組み立ては簡単

TS-220Pは分解できる組み立て式です。

カメラプロンプターの理論は複雑でも構造はシンプルなので説明書をみれば誰でも簡単に組み立てることができます。

どのカメラでも対応可能

カメラプロンプターには、カメラはついていません。ご自身の動画用カメラをカメラプロンプターに装着することになります。

一眼レフカメラでも、プロフェッショナルでも、ミラーレスカメラでも、動画を撮ることができるカメラならほぼすべて対応できます。

まとめ~差をつけたいならカメラプロンプターを使おう

これだけ動画づくりが盛んになると、コンテンツの内容だけでは他者と差別化することが難しくなります。動画の質を高めることで、視聴者が驚く画像や、視聴者が違和感なくみることができる作品になります。

「動画のグレードをワンランク上げたい」と思ったら、ぜひカメラプロンプターを試してみてください。

 

 

https://gscm.shop/products/ts-220p

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